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第二回 安達知彦さん

PIC6EJEFには、さまざまなバックグラウンドをお持ちの方が、それぞれ異なったニーズと目的をもって研修に来ています。このコーナーでは、EJEFで英語を学んだ方々に、ご自身の言葉で、EJEFでの経験や、研修内容について語っていただきます。
 
第二回目は、キャリアアップのために会社を退職され、現在は英国弁護士を目指しブリストル大学で勉強をされている安達知彦さんです。

Q:こんにちは。それではEJEFで受講されたコースの内容のお話からお願いします。

安達:私がEJEFに行ったのは1999年の1月から3月にかけてです。当時勤めていた会社の語学研修というかたちで8週間お世話になりました。滞在中は、専門であった石油ビジネスのために特別に作っていただいたビジネス英語コースで、しごかれました(笑)。

Q:EJEFの印象はいかがでしたか?

安達:ロンドンから1時間程度の場所ですが、典型的なイギリスの田園風景で都会の誘惑もなく、集中して勉強するにはよい環境だと思いました。日本にいる間はどこにいても仕事のことから離れられないので、このような場所に完全に隔離されるのはすごく新鮮でしたね。逆に、勉強だけに専念せざるを得ない状況におかれるわけで、遊び半分の語学学校と一味違う緊張感を味わいました。

Q:授業内容をもう少し詳しく聞かせていただけますか?

安達:はい。授業は生徒二人に対し先生1人のセミ・プライベートで、石油ビジネスにすぐ役に立つものを、という当初のリクエスト通りのカリキュラムを組んでいただきました。ほとんど個人レッスンですから、会話を録音し、あとでそれを聞きながらよりよい表現の仕方を指摘してもらうといった丁寧なレッスンや、電話応対、実際の商談を想定したプレゼンテーションの練習など、実践を100%意識した授業を行っていただきました。EJEFで学んだことが、その後の仕事で役立ったのはもちろんですが、大学に戻った今でもパブリック・スピーキングや、接待や社交会話の秘訣などは重宝しています。

Q:授業以外でイギリス滞在は楽しめましたか?

安達:まず、ホストファミリーにはたいへん暖かく接していただきました。また、平日は一日中集中して授業に臨まなければなりませんから、その日のメニューと宿題をこなすともうクタクタでした。そのかわり、週末は積極的に出かけましたね。バースやヨークといったイギリスの地方都市や、ユーロスターに乗ってパリやブリュッセルにも足を伸ばしましたよ。チケットや宿の予約といった実戦で、冷や汗をかきながら日ごろの勉強の成果を試してみる。言葉とはこうして身につけてゆくものだと思いましたね。

Q:企業の研修ご担当の方にとってご参考になるような点があれば教えていただけますか?

安達:はい。EJEFで一番印象的だったのは、日本での社内研修では絶対に教えてくれないけれども、日本での実務でも役に立つようなスキルを学ぶことが出来たことです。例えば、レセプションでの会話や、パブリック・スピーキング、プレゼンテーションの仕方は、日本では試行錯誤するしかないのが実情だと思いますので、一石二鳥でした。また「研修」というと「息抜きできる楽な時間」と思われがちですが、EJEFなら少人数制ですし、サボればすぐバレてしまうので、社員が貴重な研修期間を遊びながら過ごしてしまう心配はないでしょう(笑)。授業も、本人の関心や仕事に直結した教材を用意してくれるなど生徒にとって興味が湧くように工夫されていると思いました。

Q:キャリアアップのための大学や大学院への留学を考えられている方へ何かアドバイスはありますか?

安達:「何かやりたいことを見つけるために留学する」という考え方は危険だと思います。留学すれば1年や2年はあっという間に過ぎてしまいますし、気がつけば答えが見つからず年ばかりとってしまうかもしれません。新卒ではないわけですから、自分の進むべき方向はある程度わかっているでしょうし、留学が目的なのではなく、自分の目標を達成する手段として留学を考えるべきでしょう。学者を目指すのでなければ、目的的に勉強しなければいけません。誰が助けてくれるわけでもありませんから、それなりの覚悟は要りますよ。

Q:最後に、これからEJEFでの研修を予定されている方に一言お願いします。

安達:事前にイギリスについてよく勉強しておくことですね。文化や歴史に対する理解が深まれば、言葉の背景に考えが及ぶようになり、語学習得の効率も上がるのではないでしょうか。建築でも絵画でも、車、紅茶、サッカー、何でもよいのですが(笑)、興味の対象を一つでも持っておくと、滞在も面白くなりますよ。そして、「英語を」を学ぶだけではなく、自分の関心があることを「英語で」学ぶことができるのはEJEFならではの強みだと思います。実践の機会はいくらでもありますし、やる気があればしっかり答えてくれる学校だと思いますので、研修の機会を最大限に活用されることをおすすめします。

Q:今日は、大変具体的で、有意義なお話をありがとうございました。また、EJEFにもお寄り下さい。

安達:同じイギリスに住んでいますので、近々お世話になったチューターの方や皆さんに会いに行きたいと思っています。

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