EJEF at Lane End
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第八回 森真之助さん 

MoriEJEFには、官公庁や民間企業を問わず、国際的に活躍する皆様が、一年を通じて語学研修に来ています。このコーナーではEJEFで語学研修に参加された方々に、ご自身の言葉でEJEFでの経験や研修内容について語って頂きます。

第8回目は、2008年5月から7月までの2ヶ月にわたり、EJEFでの英語研修に参加された国際石油開発帝石株式会社(INPEX CORPORATION)の森真之助さんおよび須藤幸治さんにお話を伺いました。

"世界を舞台に、国際ビジネスの第一線で活躍したかったんです。"

Q: こんにちは。本日は、お仕事の合間にお時間を作って頂きありがとうございます。お二人は今年の夏にEJEFの研修から戻られたばかりですが、EJEFではとても人気者で、研修生活を満喫されたようだったと聞いています。本日は、EJEFやイギリスでの語学研修を楽しむ秘訣など教えて頂ければと思います。

森、須藤(敬称略): よろしくお願いします。

Q.  まず今のお仕事や、その職業を選ばれた動機について教えていただけますか。

森 私はいわゆる"石油営業"という仕事をしています。簡単に言うと、当社の油田から出てきた原油を国際石油メジャーや日本の石油会社、電力会社、商社などに販売しています。原油の需要家は、用途や季節に応じて様々な種類の原油を必要としており、原油は産出地によって性質が異なるため、日々世界の原油マーケットの動向を探りつつ、原油の販売に励んでいます。

須藤 私は現在は管理部門にいます。したがって海外の人々との関わりは、聴いたり話したりではなくて、むしろ書面上やメールでのやり取りが中心ですね。

Mori-Sudo森 実は、私はもともとはミュージシャンだったんです。大学在学中からドラマーとして仕事をし始めていたのですが、怪我をしてしまって。それまでは自分がビジネスマンになるとは夢にも思っていなかったんですが、それを機に、方向転換をしました。この仕事を選んだ動機ですが、ひとことでいうとスケールの大きな仕事をやってみたかった、ということでしょうか。だったら国際ビジネス、エネルギーかな、と。『油田開発』っていう響きには男のロマンが感じられましたし。大学は文学部なので全然関係はありませんが(笑)。

須藤 私の場合は、世界を舞台に、国際ビジネスの第一線で活躍したかったんです。大学は商学部だったのですが、その時からそう考えていてこの仕事を選びました。メーカーだと少なくとも半分くらいは国内勤務なので、海外がメインの活躍の場となる石油会社の業務内容はとても魅力に見えましたね。入社後概ね4~5年で海外の事務所でのOJT研修があり、多くの人はその後海外勤務に就くかたちになりますので、海外で活躍する機会は非常に多いんです。

 

"生徒の少ない時期の研修だからこそ、みっちり英語に集中できた"

Q. EJEFの研修の印象はどうでしたか?

須藤 タイミング的に5月、6月はEJEFの生徒数も比較的少ない時期でもあり、学習に集中できたのはよかったと思います。この時期の研修はおすすめです。生徒が少ない分、当然、日本語を使う機会はほとんどないうえ、チューターと毎日何時間も顔を合わせるので、お互い人間としても深く知り合うことになるわけです。ですので表面的なクラスルームだけの英語学習に終わらず、くだけた話もしたりして、どんな些細な質問でも気軽に聞けるような友情のようなものが芽生えるのかもしれません。この時期と比べると、やはり夏季は生徒が増えるので、先生との接触も少なめにならざるを得ませんね。

Sudo森 同時期に研修にきていた他の企業や官庁の方とも、仲良くなれたことも貴重な体験でした。日本だと、かしこまってしまってあまり深く話ができないような相手でも、肩書きのいらない外国の環境で知り合うと、ざっくばらんに、ある意味本音で話ができたりします。ストレスの多い生活から離れて、絵にかいたような美しい田園地帯でリラックスできるせいでしょうか。EJEFで経験豊かなビジネスの先輩方と同じ釜の飯を食うような体験を共有できたのは素晴らしい思い出です。

"マンツーマンのレッスンを毎日、2ヶ月も続けると、効果を実感できるようになるんですね"

Q.  研修内容についてもう少し聞かせて頂けますか?

須藤 EJEFは基本的に生徒のニーズにあったカリキュラムをテーラーメークしてくれますが、午前中は英語の基礎をレビューする General English のコースで、午後はテーラーメードの内容でした。General English では、文法のレビューから、意外に知られていないけど重要な敬語表現、電話の英語、外国人とのお付き合いで役にたつ社交の英語表現などをやりましたね。通常は我々2名に対しチューター1名でした。そして、午後は、ディスカッションやプレゼンテーション、チュートリアルなどでした。チュートリアルはチューターと生徒のマンツーマンの授業なのですが、私は特にビジネス・メールの書き方や秘訣など、日頃から気になっているけどなかなか聞けなかったことなどを重点的に教えてもらいました。例えば、親しくなる度合いによって、どの程度表現をカジュアルにしていっていいものなのかなど、それまでの疑問がだいぶ解消されました。マンツーマンのレッスンを毎日、2ヶ月も続けると、効果を実感できるようになるんですね。最後の2週間程度は、今まで聞こえなかったことが突然よく理解できるようになったり、逆に相手にもすんなり話が伝わるようになった気がしました。

森 プレゼンテーションとディスカッションの授業は一番役に立ったと思います。プレゼンテーションの練習などは日本では、日本語でも研修する機会はほとんどありませんが、実際にプレゼンテーションを、しかも英語で行なうこと、そしてそれに対する第三者からのフィードバックを聞けることは、それだけでも価値のあることだったと思います。また、最後の2週間に行ったディスカッションの練習は、特に盛り上がりました。4人一組となって、一人が議長で3人がBBCのニュースなどの題材について各自意見を発表するディベートに近いものです。二人とも遠慮のない性格なので、ニュースなどで解説されるイギリスでは当たり前のことが不思議に感じられたりすると、質問が議論に発展したり、大変楽しい授業でした。

"個性豊かなチューターとのやりとりから、イギリス人の価値観を知ることが出来る"

Q. その他特に印象に残っていることは何でしょう?

須藤 まず、個性豊かのチューターの存在でしょうね。通り一遍のことを機械的にやる講師ではなくて、人生経験豊かな味のある方が多いですよね。自分の担任になった2,3人のチューターと毎日何時間も一緒に過ごすので、お互いのことをいろいろ話すのですが、中には元女優だった人もいれば、ビジネスマンだった人もいたり。個性豊かなチューターとのやりとりから、イギリス人の価値観を知ることが出来るのも、魅力ですね。1クラスで多くの生徒がひしめきあう大規模語学学校なら先生に自分のことを覚えてもらうことさえ大変なので、先生とここまで深く知り合いになれるのはとても有意義だと思います。

Q. ホームステイはいかがでしたか?

森 2軒でお世話になりましたが、1軒目はイギリス人の夫婦。同年代の息子さんがいて、家にいるときはいろいろ語りましたよ。2軒目はイギリス人のご主人とフィリピン人の奥様で子供3人で、サッカーやクリケットしたりしました。食事もすぐ慣れましたよ。

須藤  私も同様です。特に、2軒目の家庭の方とはウマがあったようで、ホストファーザーとは、パブ行ったり、ガーデニングを一緒にしたり、話し相手となって随分一緒に時間を過ごしました。どちらの家でも、ご主人は5時過ぎには仕事からちゃんと家に帰ってくるのが日本人としては不思議でした。でもこれで国が回るんですからスゴイ国です。

森 まったく同感です(笑)。

"EJEFのレクリエーション施設は存分に使わせて頂きました(笑)"

森 EJEFのレクリエーション施設は存分に使わせて頂きました(笑)。特に、思いがけず卓球にはまってしまったんです。岩永校長も大変卓球がお好きなようで、授業が終わった後によく夜中までやってました。滞在最終日のFarewellでは大卓球大会が開かれて、岩永社長を始め、チューターの方々、同時期に滞在していた生徒たち、ホストファミリーまで集まって、ビールと卓球で盛り上がりました(笑)。あとは、ジムやシャワーも完備していますし、ブロードバンドも利用できるので、施設的には本当に恵まれた環境でした。

Q. 週末などはどのように過ごされましたか?

森 もっぱら旅行です。スペイン、フランス、ドイツ、クロアチアなど毎週末旅行しました。また、ちょうどF1のイギリスGPのタイミングとも合ったのでシルバーストンにも行きました。

須藤 私も同様で、ヨーロッパ大陸ではドイツ、フランス、チェコ、ポルトガルなど、イギリス国内も旅行しましたね。こんなに旅行するのはわが社のカラーなのかもしれないですね(笑)。でも、この環境にいて、旅行しないのはもったいないんです。最近格安航空会社も増えて、ヨーロッパ各国との往復が20ポンドなんていうチケットもありますから。

"何を強化したいのか、絞込みが重要"

Q. 最後になりますが、これからEJEFで研修を予定している方にアドバイスをお願いします。

須藤 皆さん、研修の期間はさまざまだと思いますが、例えば2ヶ月程度の研修では、なんでもかんでもやろうとしても無理なので、このような語学研修でしかできないことをやるべきでしょうね。限られた時間の中で、何を強化したいのか、絞込みが重要だと思います。また、それを自分から講師陣に積極的にアピールしていく事も同時に重要となってきます。EJEFでは少人数制ということもあって大抵の要望には応えてくれますので。

森 旅行もおすすめです。イギリス研修なのに、なんでヨーロッパ大陸に旅行するのかと思われるかもしれませんが、旅行に行って旅先でいろいろな人と話すのは、コミュニケーションの最高のレッスンなんです。旅に出れば、各国の友人ができますし、ミュージカルやシアターのチケットを買ったり、レストランで注文したり、飛行機や電車で隣同士になった人と話をしたり、とにかく英語をしゃべらざるを得ない機会が増えるので、覚えたことがすぐ使えるわけです。実地研修としては、最高だと思います。

須藤 あとはカップラーメンは持参された方がいいかもしれません(笑)。Lane End には中華レストランが1件ある以外は、食べるものはイギリスのものが中心ですから。

本日はどうもありがとうございました。

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